「ハァハァハァ……いやっ…ハァハァ…だれ……ハァハァハァ…来ないでよ……ハァハァハァハァ…誰も……ハァハァ…来ないで……ハァハァハァハァ」 本当にこれじゃあ意識を飛ばすのも時間の問題だな… まずパニックになって俺のことも認識できてないみたいだし… あまり刺激したくなかったけど仕方ないよな… 岩本のところに近寄って耳をふさいでる手をとった これで声は聞こえるよな… 「岩本? 俺だよ… もう大丈夫だから…」