<次から本編です!>
雪峰のみんなにバレないように荷物をまとめ、私は旅館を出た。
宗谷に説教され、今日からは真面目に学園に行くことにした。
そんで、情報を久しぶりに集めたら野いちご学園は消えたらしい。というか、合併(?)したらしい。数週間前に。
そいうわけで、私は元:野いちご学園、現在は桜彩館-オウサイカン-に制服を着て向かっております。
冬希さんが、「面白いことがある」って言ってたけど…なんだろう。
合併したことかな??違うか。
そう思っていたら、桜彩館についた。
野いちご学園とは違って自然って感じ。緑と茶色。植物に囲まれている。
お昼寝するときの景色には丁度いいかも。
モブ1「おい、あの人って…!」
モブ2「特進科の代表、授業には出席しなくてもNo.1の鈴木様…!来るの始業式ぶりだぞ…!見た目も性格もよくスタイルもいい秀才…!」
モブ3「誰、あのひと。」
モブ1「ああ。桜彩館生は知らないよな、あの人は高校一年生から授業に出席しなくてもNo.1の地位を守る鈴木紗綾さんだ。」
モブ3「ふーん。でも、桜彩館もレベル高いから権利を剥奪されるのも近いだろうね。」
モブ1「いや。その可能性は低いぞ!あの人はあの美貌で天才すぎる、文武両道な人だぞ!」
もそもそ言ってるな…。
まあ、丁度いいな。場所聞こう。
…私は、「天真爛漫な声フェチの女子高校生」。