夏也「いいじゃないですか。小動物っぽくて。」


「私小動物よりも大きい動物のほうが好きなんですけど!」


夏也「はあ。自分よりも大きい動物のほうがいいんですね。」


「喧嘩ばっかり売らないで!!ほら。なんか一応私が勉強を教えたりするんだから見せて。」


夏也「えーっと、お名前を聞いてもいいですか?」


「あれ、知らない???一応ここの代表なんだけど。事前に伝えられてない??」


夏也「…え。貴方が鈴木紗綾さんですか?」


「そうですけど!!」


夏也「いや…想定してたのはガリ勉だったので。それに思ったよりも可愛くてとても代表っぽくないなと…。」


「か、か、可愛い!?何、急に!視力大丈夫!?こんな芋が可愛いなんて!!!」


夏也「俺は大丈夫です。先輩は可愛いですよ。とっても。」


「っ、もう可愛いとか言わないで!ほら、こっち!図書室行くよ!!先生、行ってきます!」


冬希「はい。集中して来てくださいね。」


「当たり前!!」





腕を引っ張って私が連れて行くはずなのに…なんで瀬賀夏也に引っ張られてるの!


図書室の場所知ってんの!?…ああそっか。一応校舎が違うだけだもんね。知ってるか。


私だけか。知らないの。普段来なさすぎて。