結局、お言葉に甘えてドレスを着てディナーへと向かう。
「本日は王妃様もいらっしゃるとのことでした」
「王妃様が?!」
オズと二人だと思っていたフィーネはリンの言葉で一気に緊張する。
そう思うとこの着替えたドレスもなんだか重たく感じるような気がした。
ひと際大きな部屋に着くと、リンはお辞儀をしてフィーネに入室を促しながら言う。
「王妃様、オズ様、フィーネ様をお連れしました」
「よろしくお願いいたし……」
「ます」という言葉より先にとんでもなく大きな衝撃が身体を襲った。
数秒の後に自分が誰か自分よりも背が高い女性に抱き着かれたのだと気づく。
(え?! なになに?! だれ??! え、顔にむ、胸があたって……)
「母上、フィーネが驚いております」
オズの言葉によってフィーネは解放される。
彼女を抱きしめていた女性はフィーネの両頬を優しく手のひらで包み、紅の濃い唇を上げた。
「本日は王妃様もいらっしゃるとのことでした」
「王妃様が?!」
オズと二人だと思っていたフィーネはリンの言葉で一気に緊張する。
そう思うとこの着替えたドレスもなんだか重たく感じるような気がした。
ひと際大きな部屋に着くと、リンはお辞儀をしてフィーネに入室を促しながら言う。
「王妃様、オズ様、フィーネ様をお連れしました」
「よろしくお願いいたし……」
「ます」という言葉より先にとんでもなく大きな衝撃が身体を襲った。
数秒の後に自分が誰か自分よりも背が高い女性に抱き着かれたのだと気づく。
(え?! なになに?! だれ??! え、顔にむ、胸があたって……)
「母上、フィーネが驚いております」
オズの言葉によってフィーネは解放される。
彼女を抱きしめていた女性はフィーネの両頬を優しく手のひらで包み、紅の濃い唇を上げた。



