エリート国際弁護士に愛されてますが、身ごもるわけにはいきません


「え? あ、その、気持ちは嬉しいけど、結婚してるから。……私は大和さんが好きだから、やり直せないですって」

後半につれて瑠衣の声が小さく萎む。

頬を染めてはずかしそうに話す姿は嗜虐心をそそり、彼女の口から大和の名前しか言えないようにしてやりたくなる。

「いい子だ」

その表情に満足した大和は褒めるように瑠衣の髪を撫で、そのまま頬や首筋にも指を這わせていく。

吐息が触れる距離まで近付き「瑠衣」と低く囁き声で名を呼ぶと、そのまま大きなソファにそっと押し倒す。

ぽすんと背中をついた瑠衣は驚きにこちらを見上げ、大和はそんな彼女の腰を跨ぐようにして乗り上げた。

徐々に大胆に肌を辿っていき、服の裾から手を差し入れる。

擽ったそうに身を捩る瑠衣だが、嫌がる素振りは見せない。

「あ、あの、大和さん、ここで?」
「うん。ダメ?」
「でも、だって明るいですし」
「ちゃんとあとで照明は落とすよ」
「あとでじゃ意味ないです! それに、シャワーとか」
「ごめん、もう待てない」