「お願いっ、ほんとに、五分でもいいから!休憩ちょうだい!このままじゃ死んじゃうよ!」

「しょうがないな……。じゃあ、ほんとに五分だからな!」

「やったー!」

やっともらえた休憩に喜んでいる私の横で、みっくんは、ってか、勉強のしすぎで死なねーよ、とかぶつくさ言っていたけど、

とりあえず無視する。

「みっくん、トランプしよ!」

私はそばに置いてあったトランプを手に取って、みっくんをトランプに誘う。

「おまっ、いつの間に……。ていうか、トランプって絶対五分で終わらないだろ」