白衣の王子たち


病室に着くと

先生は抱きかかえてベットに移動させてくれた。

「とりあえず、少し容体が安定したってだけだから

しばらくお部屋で安静にね。

まだ熱もあるし、

お正月お家帰りたいでしょ?」

「うん、お正月は絶対帰るもん。」

「はなちゃんが大人しくしててくれれば

確率は上がるよ。

大人しくすることが

1番ハードル高いかもしれないけど、、、」

「小学生じゃないんだから。

それに、先生と蓮くんをこれ以上困らせたら

寝不足でどうにかなっちゃうかもしれないし

ちゃんといい子にしまーす。」

「ほんとに。

今日からはやっとよく寝れそうだよ。」

いじわるな顔でそう言う。

___ppp

「はい、循環器内科佐倉です。」

相変わらず、忙しそうだな。

急変があったとかで、

佐倉先生は走って病室を後にした。