白衣の王子たち


そんな平和な時間も束の間。

「っげほ、、、っん」

___ビチャッ

咳き込んだはなの口からは

肌温の血液が吐き出され

あたり一面に朱の斑点が広がった。

白い雪に対比して

余りにも映える。

はなは、そのまま気を失ってしまった。

「はな!!

ごめん、早く中に入らないと。」

はなを抱きかかえ、

フェンスを上り、ベランダを出た。