白衣の王子たち


「いい、はな?

聞いて。」

冷え切ったはなの小さな手を握って話しかける。

「今日はなが本田に言われたのは

全部デタラメ。

本田は俺のことが好きだから

はなを妬んでるの。

はなは、色目を使ってなんかないし

仮病なんかじゃない。

はな自身も毎日治療頑張ってるし

俺も怜もはなのことを治したくて

頑張ってるんだから。

そもそも、俺にキスした証拠が出回ったところで、

なんの問題もないよ。

だって俺、未来の院長だし。」