教会で、紗世を待つ。 俺だけではなく… 「みよ、さよちゃんのドレス楽しみだな!」 「うん!」 外出許可がやっと降りたみよちゃんと みよちゃんの手をしっかり繋ぐしんたろう 「新婦様入場です」 ゆっくり歩いてくる紗世から目が離せない みよちゃんとしんたろうの傍まで来た紗世は 二人をみて泣きそうになっていた 「さよちゃん、綺麗…」 「お姫さまだね…」 父から離れ、俺に引き渡される 「待ってた」 「うん」