「そうだな、さすが藤原」

片桐くんがしみじみ頷いてる

「片桐くんまで…」


「紗世が可愛いのは会社でも変わらないのは分かったので、これまで以上に心配だなぁ」
「隙があったらすぐかっさらいますよ」

「え?」

「藤原、それくらい魅力的なんで」

「か、片桐くん飲み過ぎなんじゃ…」

「同期の片桐さんにはまだまだ知らない紗世がいますから」

「う、初人…もう、そろそろ連れて帰ります。すみませんみなさん」

「ううん、楽しかったし、また惚気聞かせてね!」

「よし、惚気でお腹いっぱい!解散!」