「ところで、どうした、七海?」

 紺の問いに、さっきから牛若のうしろで無言の七海をみんなが一斉に見る。

「ごめん、みんな。僕のことは放っておいて……」

「ああ。辛い物を食べすぎて、腹の具合が悪いだけだ。気にするな」

 そんなこんなでそれぞれ楽しいときを過ごした三組は、また仲良く学園寮へと戻っていくのでした。



 おしまい。