見た目はヲタクでも香りや仕種は変わってない涼矢と一緒に車に乗りやっと学校に着いた



最近ではリムジンにも慣れてきた




こないだのように涼矢待ちの子がいたがリムジンから降りたのがアタシと涼矢(超デブヲタクバージョン)でその瞬間みんな消え去った







「涼真クンぢゃないじゃん!」

「ってか涼真クンどうしちゃったの?」



「・・・おぃ!藤丘!」


―――やば・・・こっちに矛先が・・・
ここはひとつ☆


「涼真クンならアタシもファンだょ♪」

「ンなコト聞いてねぇ!」


―――はいそうですね・・・スンマセン


「昨日のアノ人はやっぱちゃんとした芸能科のあるところに引っ越したけど?」


―――まぁ・・・事実アタシの目の前にいますけどね・・・






涼矢はそんなことお構いなしで周りの人が遠巻きにするのも気にせずに鼻歌を歌ってスキップしていた