イケメン先輩、拾っちゃいました


部屋について、べっどに座っていると、

「結羽?」

「…あっ…先輩!おかえりです!私、体調ちょっと悪いので、もう寝ますね!ビーフシチュー作ったので、よそって食べてください!」

…この気持ちがバレないように、いつもと同じように言う。

「…中入るよ。」

「…へっ?」

…な、中入る?こんな顔見せたくない…。

「…やっぱり、泣いてんじゃん。」

どうしようと思ってたら、もう遅かった。

「…どうしたの。」

先輩は、私に近づいてくる。
そうして、私の顔を触ろうとする…。

「…さ、触らないで…」