木曜日、アクアであいつのライブ。
部活がある日はたいていバイトには行かないのだが今日は行くことにした。
一条のライブを観たいから。
部活を終え紗良と急いでAquaに向かう。
この前の放課後一条と先生の前で弾いたリサイタルの話を紗良にした。
「ありゃー、それは面倒なことになってきたねー」
言葉とは裏腹にニコニコしている。
「何でアイツにはバレないんだろう?瑠璃とウィル」
「ククッ、馬鹿だから?天然物?」
ひど・・・でも何でだろう。どんどん言いづらくなる。
「そうだ、響のライブだけ観て帰ったってことにすれば?じゃあ会う必要ないし」
それもそうなだな。それが一番現実的だ。
Aquaに着き私は鉄階段を駆け上り2階裏口からバックヤードに入る。
紗良は下の入り口へ向かう。
2人とも駅のトイレであらかじめ制服から私服に着替えておいた。
Aquaではウィルで通しているから制服なんかでは行けない。
バックヤードからバーカウンターに入るとミツと店長がいた。
「はよーございます!あれ?マツさん入るの珍しいですね」
「ミツ1人じゃ無理だったんだよ」
ちょっとキレ気味だった。ミツの方を見るとテンパってる感じだ。
部活がある日はたいていバイトには行かないのだが今日は行くことにした。
一条のライブを観たいから。
部活を終え紗良と急いでAquaに向かう。
この前の放課後一条と先生の前で弾いたリサイタルの話を紗良にした。
「ありゃー、それは面倒なことになってきたねー」
言葉とは裏腹にニコニコしている。
「何でアイツにはバレないんだろう?瑠璃とウィル」
「ククッ、馬鹿だから?天然物?」
ひど・・・でも何でだろう。どんどん言いづらくなる。
「そうだ、響のライブだけ観て帰ったってことにすれば?じゃあ会う必要ないし」
それもそうなだな。それが一番現実的だ。
Aquaに着き私は鉄階段を駆け上り2階裏口からバックヤードに入る。
紗良は下の入り口へ向かう。
2人とも駅のトイレであらかじめ制服から私服に着替えておいた。
Aquaではウィルで通しているから制服なんかでは行けない。
バックヤードからバーカウンターに入るとミツと店長がいた。
「はよーございます!あれ?マツさん入るの珍しいですね」
「ミツ1人じゃ無理だったんだよ」
ちょっとキレ気味だった。ミツの方を見るとテンパってる感じだ。