何故、そう思うのか。

それは、私自身が少女時代にそう感じていたからです。

10代の頃に付き合っていた彼氏に、同性に強く惹かれることが幾度かあったということを打ち明けたところ、

「そんなものは気の迷い」

と、軽く流されてしまい、私は、その彼氏よりも、かつて惹かれた相手への気持ちの方が遥かに強かったのにな…という本音を感じていました。

成人した今は、アナログ趣味でありながら、多様性の世の中には賛成で、私が子供の頃にそうだったら、もっと楽だったのかな…?などと思ったりします。

私生活は別として、成人した今でも、

「どうして未だに、異性を好きになって、結婚して、出産するのが、あたかも幸せの定義かのようになっているのだろう?」

そんな気持ちは、変わりません。