「そうだね。でも、修道院って何かと不自由なんじゃないの?」

そう尋ねると、ユキオは可笑しそうに、

「まぁ、大抵の人はそう思うかもね。でも、これが僕にとっては本望だから。絶対にゆずれない夢」