「なぁーにニマニマしてんのよーぅ」
赤信号でだーさんにバックミラー越しに注意を受ける。
「あっはは~だめだ、口角が下がんない~」
「はいはいよかったねー」
鳩井が相手だと確信して肩をすくめただーさんは、青信号を確認して車を発進させる。
私は上がっちゃう口角を揉みながら、
【よしよしして~♡】
と送ってみる。
するとしばらくして返事がくる。
【どうやって?】
しばらくスマホの前で考え込んだのかな、と思ったらまたさらに口角が上がった。
【エアーで!】
そして鳩井、完全に沈黙。
私はスマホを手に困惑してるだろう鳩井を妄想して悶えながら、ちゃんと教えてあげる。
【よしよしって書いて送って!】
と、送った後にちょっと不安になる。
こういうバカップルっぽいの、鳩井嫌がるかな……
しばらく返ってこない返事にその不安が大きくなってくると、
【よしよし】
素直に送ってくれた。
赤信号でだーさんにバックミラー越しに注意を受ける。
「あっはは~だめだ、口角が下がんない~」
「はいはいよかったねー」
鳩井が相手だと確信して肩をすくめただーさんは、青信号を確認して車を発進させる。
私は上がっちゃう口角を揉みながら、
【よしよしして~♡】
と送ってみる。
するとしばらくして返事がくる。
【どうやって?】
しばらくスマホの前で考え込んだのかな、と思ったらまたさらに口角が上がった。
【エアーで!】
そして鳩井、完全に沈黙。
私はスマホを手に困惑してるだろう鳩井を妄想して悶えながら、ちゃんと教えてあげる。
【よしよしって書いて送って!】
と、送った後にちょっと不安になる。
こういうバカップルっぽいの、鳩井嫌がるかな……
しばらく返ってこない返事にその不安が大きくなってくると、
【よしよし】
素直に送ってくれた。



