「っ、鳩井、ちょっ…ストップ……っ」



 なんか思った以上に、ドキドキが最高潮で、心臓が、もうやばい……っ



「鳩井っ、やっぱりちょっと、なんか、やばいから」

「うん……やばそう」


 必死に訴える私に、鳩井は頷きながらも待ってくれそうになく

 普段は触れない場所に手を忍ばせて、優しく触れていく。


「っ、はと、鳩井、」


 たまらなくなって、縋るように鳩井を呼ぶ。


「大丈夫」


 鳩井が、耳元で吐息混じりに囁いた。


「大事に、めちゃくちゃにするから」











 ――そして、その夜







 私は鳩井に、


 ゆっくり丁寧に、


 めちゃくちゃに、された。