真面目な鳩井の、キスが甘い。

 
 ゴロゴロゴロゴロ……ッピシャァーーーン!!



「キャァーーー!?」



 突然の爆発音に、私は咄嗟に布団に潜り込んだ。

 それは家がビリビリと揺れるような衝撃。

 雨風の音も格段にすごくなっている。

 どうやら暴風域に入ったみたいだ。


 再びゴロゴロ……とほとばしろうとする雷の音。

 ギュッと目を瞑って布団にくるまり小さくなると、ドォーン!バリバリバリィ……と大きな大きな雷音が鳴り響いた。



「キャー!キャー!」
 


 こわ!え!?音大きい!家壊れない!?雷こわぁ!!

 布団にくるまって震えていると、コンコン、とドアがノックされた。


「波木さん?大丈夫?」


 鳩井……!
 

「へ、あっ、うん!だいじょー……」


 ゴロゴロ……ドォーーーン!!


「っやぁーーー!!」

「……」


 ガチャッとドアが開けられた。

 私は布団の中にいながら、ドアからのぞきこむ鳩井を見つけると、涙声で言った。


「……だいじょ、ばない」