真面目な鳩井の、キスが甘い。

 まっさかのノーコメ~~~!!

 え待って鳩井さん!

 彼女のお風呂上がりだよ!

 初めてのすっぴんだよ!

 顔違い過ぎ(笑)とか、メイク落としても可愛いね(笑)とか、何でもコメントしてくれていいんだよ~~~!?


 まったく触れてくれそうにない鳩井は、能天気にコロコロのほこりがついたシートをペリペリと剥がしてゴミ箱に捨てている。

 そうだよね、鳩井は何か思うことがあっても言わないよね、優しいもんね。

 いいよいいよ、うん、そんな鳩井も好きだよ(泣)


「……あっ、そうだ。これ鳩井のだよね?ありがとー」


 私は気持ちを切り替えてシャツとズボンをつまんでみせる。


「うん……ごめん、俺の着古したやつで」

「ううん!フフッ、なんか鳩井に包まれてる感じしてドキドキする~!」

「……」


 あっ

 しまった

 変態発言だった!?


「っ、なんてね~あははあは、は」

「……」


 引かれた……?

 うわーんどうしよう!私の好感度が急降下してる気がしてならない!!

 なにか挽回できないかとあわあわ話題を探してると、鳩井が口を開いた。