「もう朝……」


「起きなきゃ……」


なんだか最近、うまく眠れてないことが多い気がします





「初、最近寝不足?」

「そんなことないで、、、、、、」

「っ!?」

急にふらついて階段から落ち掛けたけど、ギリギリのところで紺くんが助けてくれる

「っぶな、間一髪だったわ」

「あ、ありがとうございます!」

「やっぱりなんかあったでしょ?初、最近ぼーっとしてて元気ないし、今も階段から落ちそうになったし」

「実は最近、あんまり眠れてなくて……」

「やっぱり。今日は授業休みなよ。」

「で、でも、大したことないですし、授業は受けれるので大丈夫です!」

「階段から落ち掛けたりするくらいぼーっと
してるのに大丈夫なわけないでしょ。」

「無理して体調崩したら元も子もないんだから、今日は大人しく保健室で休んどきなよ」

「でも、、、、、」

「はいはい、保健室行くよ~」

“大丈夫”ともう一度言おうとしたけれど、言葉を遮られて強制的に保健室に連れて行かれる