瞬弥くんが迎えに来て3人でお家へ向かった。


2人とも上を見ると

でかい……


「広くない?瞬くん家」


「まあ、土地はね(笑)」



野村道場の看板がでっかくあり門を入ると正面に道場があり右側の家が瞬弥の家、左側には大冴の家があった。



道場の裏に母屋があるらしい



道路を挟んだ場所に駐車場もあった。


瞬弥くんの話だと大冴くんのお父さんが長男で弟が瞬弥くんのお父さん




母親同士は菜穂、菜摘みたいに双子ということだった。



母親に似た事で大冴くんと瞬弥くんは似てるということが判明した。




大冴には真広という姉が、瞬弥には由奈という妹がいる野村家の家族構成だった。




「兄弟と姉妹なんてどうやって知り合ったの?」



菜摘が聞く



「大学の時からおじさんとおばさんは付き合ってたみたいで旅行に行くのに、お互い親にバレないように兄弟、姉妹で行くことにしたらうちの両親も付き合い始めてってことらしい」



「は〜凄いね」



「だね、どっちかに相手がいたら成立しなかったしね」



「まあ、そこら辺は本人達じゃないとわからないかな、真広〜」



左の家に声をかける