「ぷっ、菜穂今度は目を瞑るんだよ、アハハッ」

瞬くんの笑いのツボはとても浅い

「び、びっくりしたんだよ」


「可愛いなぁ、初めて?」

また手を回してくる。


瞬くんに顔を覗き込まれる。

「……うん」


チュッ!


もう1度軽いキスをくれる



「アイスがと、溶けるよ、瞬くん」


「うん、目瞑ってよ」


「でも、アイス」


「キスよりアイスがいいのか、俺ショックだな」


「えと、そんな事はなくてですね、えっと」


う〜瞬くんの意地悪


恥ずかしくて下を向いてると


「はい、あーん」と言われて


パクッとアイスを食べた。



「美味しい?」


「美味しいです」


真っ赤になりながら急いでアイスを食べた。



「ヤバいくらいに菜穂が可愛いんだけどな」



「私はヤバいくらいに心臓がドキドキしてる」



また瞬くんはお腹を押さえて笑いだした。


菜穂は瞬弥の手を取って自分の胸に当てた。



「菜穂、自分から触ってって煽ってる?」


「違うよー、このドキドキを一緒に感じてほしくて」



「だめだよ、こんなことしたら」



「どうして?」




「こうやって揉んじゃうから」

むぎゅう……


あっ……そういうことか

う〜私ってまだまだ子供だ……