菜穂は1人になった。
また……があるのかな?
でも...瞬くんも悩んでたんだな
いつも電話でも笑ってるし、なんなら笑い上戸で中々戻らない
もうちょっと会いたいな
欲張りすぎかな、ふふっ
今来ているカフェは席にカーテンがあり顔が見えないようになっている。
ん?
瞬くんはカーテンを開けると私の隣へ座った。
「少しつめて」
菜穂は奥に少し動いた。
「アイス頼んできた、食べれる?」
「もちろん(笑)」
しばらくするとアイスが運ばれ料理をさげてくれた。
「どっちも食べたいだろ(笑)」
「うん!」
「ねぇ、菜穂はマカロン作れんの?」
「作れるよ」
「じゃあ、次のリクエストね、よろしく(笑)」
「わかった」
良かった……何かホッとした。
次もあるんだ……
スプーンを手に取ると瞬くんに肩に手を回された。
「食べないの?」
回された手は菜穂の頬をぷにっと押さえられて横むきになり瞬くんの顔が目の前にあった。
えっ……何?
「菜穂……好き」
瞬くんの顔がもっと近づいて
口唇に柔らかい感触が……
「んっ……」
瞬弥はキスをして顔を離した。



