爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。


本屋に着くと大冴はお目当ての本をまず買った。



お互いの好きな作者を色々語り大冴の部活の時間になる



「送ってやれないけど……」


「大丈夫よ、私が勝手についてきたんだから、部活頑張ってね」



手を振ってからカフェに入りカバンから1冊の本を出した。



野村くんに選んでもらった本……



普段はクールなのに本の事を話す野村くんは楽しそうだった。



私……何で瞬弥くんと会ってるのが菜穂って言えなかったんだろう



大冴くんなら言っても良かったような……


でも……瞬弥くんが話してなかったら



私は菜穂に野村くんの存在を隠したいのかな


久しぶりにモヤモヤした気持ち

さっきまで楽しかったのに



時間が足りないよ〜



もっと野村くんと話したい

野村くんて彼女とかいるのかな……



菜穂から夕食はいらないと、連絡が入ってきた。


わかったと返す


今日はパパと夕食か……


何にしようかな、さて買い物して帰ろう。