「じゃあ、逆に目を瞑って口を開けてよ、瞬くん」


ちょっと待ってと手を前にだして笑いがおさまるのを待った。

「いいよ」


菜穂はケーキをちょっとだけ瞬くんの口に入れた



「何のケーキでしょうか?」



「量が少なすぎない?……んー、ブルーベリーかな」



「当たり~」


ベリー系は1個しかなかったしな(笑)


「美味いよ、菜穂も食べてみ」


「いただきまーす!んーーー、美味しい」



可愛い顔をするなと瞬弥は見ていた。




2人で5個のケーキを平らげた。