爽やかイケメンと噂になってもクールなイケメンが好きなのです。


「キャプテンはそれなら先輩を外すと言ってくれて、フッ、ちょっと肩透かしだったけどな

他の先輩には頼りにされてるんだと引退近くになってわかったんだ

結局3年生で話し合って先輩がベスト8に残ったら団体戦も出すことになった」



「ベスト8入ったよな」



「ああ、元々弱くないけど、気を抜いたりして成績には波があったから、ちゃんとするならって事におさまった」


そんな事があったのか


「ニッシーは大冴の形に憧れてるらしくて大冴が辞めたらどうしようって泣きそうだったよ、あと、お前先輩に言うこと聞かされてたのか?」



「西のやつ、そこまで話したのかよ」



「俺が聞いた、先輩と昔何かあったって聞かれたから」



「言ったのか?」


「言ってない」


大冴はホッとした。



「実は先輩とはあの後2人で話して……
多分今日でもう大丈夫だと思う」



「何で?」



放課後和田に協力してもらって先輩と話してくれた事を話した。



その時に妹の為と言っていた事も話した。