「そうなんですね」
「大冴はたくさん食べてくれるから作りがいがあるねぇ(笑)」
嬉しそうだ
「でも両親がいるけど、会えないのも寂しいと思うよ、菜摘ちゃんは2人と同じクラスなんでしょ?」
「はい」
「2人の印象ってどんな?」
「そうですね、瞬弥くんはいつも明るくて爽やかでニコニコしてますね」
「大冴は?」
「口数も少なくて、クールとか、あまり笑うイメージはないですね」
「だろうね、同じように孫は可愛がってきたつもりだけど、両親の愛には敵わないよ」
そうなんだ……
「大冴くんは寂しがり屋ですか?」
「そうだねえ、昔は特にね、口が瞬弥よりぶっきらぼうで悪いのも恥ずかしがり屋でうまく言葉にできないんだよ
空手にばっかり打ち込んで不器用になってしまった、人との付き合いが苦手みたいだね」
甘えるのが下手なんだ
私と同じかも……
台所に真広がやってきた。
「菜摘ちゃん、カラーしとこうか」
「はい、また教えてください」
おばあちゃんに頭を下げて真広についていった。



