「菜摘、大冴さん、はい」
菜穂から容器とタレが渡された。
「ありがとう……同じ年だからさん付しなくてもいい」
「じゃあ大冴くん(笑)」
瞬弥の彼女ってずっとニコニコしてるな
「菜摘ちゃん、ちょっと大人っぽくなったよね」
「瞬弥、誰の腕だと思ってんの?」
「真広様かな〜」
「よろしい」
「またお願いしますね」と菜穂が声をかける
「まかせて」
「就職決まったら店に行くんで」
「ありがとう、菜穂ちゃん、菜摘ちゃん」
「ばあちゃん、白飯欲しい」
大冴からご飯の要求があった。
「持ってくるよ、他にいる人は?じいちゃんと……瞬弥は?」
「俺はおにぎりがいい」
「はいはい、じゃあ、じいちゃん肉焼いてて」
トングを渡すと母屋に入っていった。
「私ちょっと……」
菜摘はおばあちゃんについて行った。
「大冴はさ、いつの間にばあちゃんの弁当を菜摘ちゃんに食べさせたの?」
モグモグと肉を食べながら考える…



