これは私の壁なの…!

「うん!友達思いでかっこよくてすごくいい子だよ!」



他にも秋斗くんが授業中に寝てて先生に当てられた話やたわいもない話をして帰り道を歩いた




1週間は思っていたより早く過ぎていき

体育祭当日



「宣誓、我々……」



とうとう体育祭当日になってしまった…
体操服になっても私の服装は変わらず、長袖に長ズボンである



開会式が無事に終わり、綱引きや玉入れなどの競技が進んでいき、女子のリレーが始まった


「じゃあ波瑠行ってくるね!」


「うん!いってらっしゃい!ほのの勇姿ちゃんと見とくね!」


「任せて!絶対一位取ってくるから!」


私の高校の体育祭は少し変わっていて、男女のリレーの間に幾つかの競技が挟まるのだ



普通、一番最後に男女のリレーを連続にして持ってこない…?



ほのがスタートラインに立つと同時に友達を応援しているであろう女の子の声援が上がる



「ほの〜!頑張れ〜!」


私も負けじと声を出す


パンッッ!!


スタートを知らせるピストルの音が鳴ると勢いよく走り出した


抜いて抜かされの接戦を繰り返し、一番最初にゴールテープを切ったのはほのだった!


テントに帰ってきたほのはとても嬉しそうだった


「波瑠〜!やったよ〜!!」


「お疲れ様。ほのすっごくかっこよかった!」