アイスココアとコーヒー

「詩ー、置いてくぞ」
「待ってよー!」
休日。正真正銘の、恋人同士のデート。
「優太、お待たせ」
「いいよ。この時間も苦じゃないし」
付き合ってからというもの、優太くん……優太は更に甘く、優しくなった。というか、デレの部分がもっと増えた。
「運命の赤い糸って、あるんだね」
デート先の少しオシャレな喫茶店でミルクティーを飲みながら言う。
「俺らが出会って別れて、ここで再開するのも運命だったんだなー」
コーヒーを飲みながら言う優太。
何度もデートを重ねていくうちに、懐かしい思い出に浸るだけでなく、新しい思い出もどんどん増えていった。
学生だから制限はもちろんあるけど、そんなの忘れてしまうくらい毎日が幸せで、生きていることが楽しい。
少しずつ、一歩ずつ、私たちなりのペースで。
これからも2人の関係を、かけがえのない思い出を増やしていきたいな。
これからもずっと、よろしくね。優太。