無口な担当医は、彼女だけを離さない。



するとずっと下を向いていることに気が付いた柊さんは私に話しかける。



「…どうした」

「あ、え、っと…」

「今日は無理とかだったりするなら全然いいから。ただ薬とかちゃん…」

「あ、ち、違うっ!あ、の。…はずかしい、だけなので。怖いとかじゃなくて。だってここ柊さんの家だし…」



私が誤解を解くと柊さんはちょっと安心した表情になった。


心配してくれたのかな…だとしたら今回に関しては完全に違うので申し訳ない。



「んだよ…てか恥ずかしいって何」

「わ、わかんない、けど…なんか」

「ま、恥ずかしいだけなら早くして」



ですよね…。


私は諦めて少し服を上げる。



「ほんとだくっそ速い」

「そういうこと言わないでくださいっ…」