無口な担当医は、彼女だけを離さない。



「い、いやあああああ!!」

「いったっ…お前なぁ!」



私は思わず現実の柊さんのお顔にビンタ。


その勢いで私はベットらしき所から転落。…二次災害どころの話じゃない。



「ご、ごめんなさいっ!!でもっ…なんで柊さんが私の家にっ」

「いや…覚えてないのかよ」

「え?」

「ここ俺んちだし」



…え?


確か昨日は…え、昨日何してたっけ。


あ、柊さんと深川さんと居酒屋で飲んで…まさか。



「う、そ…」

「待て待て待て、今恐らくお前が心配していることは何もしてない」



よ、良かった。でもじゃあなんで私はここに…?



「お前また酔いつぶれて爆睡してたから仕方なくここに連れてきただけ。何もないから」

「そ、そうだったんですね…それは、大変なご迷惑を…」

「ほんとだよ。何回叩いても起きねえしお前の友達に連絡しても返ってこないし本気で店の前に置いて帰ろうかと思ったわ」