無口な担当医は、彼女だけを離さない。



色々と知って悶絶している芹沢さんと自分に対してだけ返信が早いと言われ照れる私。


そんなカオスな状態の時に世那くんはお手洗いから帰ってきた。



「え、栞麗に変なこと話しました?」

「世那お前彼女に返信してる暇あったら俺にも早く連絡返せよ」

「あぁ…すんません。俺プライベートで使ってるスマホ栞麗以外通知つけてないんで」

「はぁ⁈」

「えっ⁈」



た、確かに言われてみれば世那くんのスマホにlineの通知がきてるのあんまり見たことないかも…。


だとしても私以外通知つけてないなんて思わないじゃん!



「いや栞麗からの連絡見逃したくないんで」

「だからって他のやつからの通知切るか普通⁈」

「でもその日の内には返してるんで…まぁ」

「まぁってお前なぁ…彼女主義かよ」

「はい」



そんな簡単に答えるの…そういうとこほんとにずるい。


最近は周りの人の話を聞いて世那くんが私のことを結構好きでいてくれているのは分かってきた。


嬉しいけどほんと…なんで私なんだろう。