無口な担当医は、彼女だけを離さない。



少し赤くなった顔の山本くんと目が合った。


これ…告白、みたいなものだよね。


流石にこれで違うってなったらなんで山本くんが照れてるのかも分かんないし絶対そうだ。


え、山本くんが私のこと、?い、いつから…?


そんなことばかり頭の中で考えてしまって質問に答えるまで1分ほどかかってしまった。



「い、る。ごめんなさい」

「…そっか、僕こそごめんねいきなり。帰ろっか」

「あ、いや…!そんなこと」



歩き出した山本くんの背中を追いかける。


あれ…こんなに山本くんって背、高かったっけ。


いつも話しやすすぎて男の子としての意識がなさすぎてこんな些細なことにも今初めて気が付く。



「もしかしてさ、こないだの…悩んでるって言ってたやつ。彼氏さんだったりする?」

「あっ…」

「やっぱそうか~ほんとごめん。彼氏さんに謝んなくちゃだね僕」