無口な担当医は、彼女だけを離さない。



まぁこんなに偉そうに後輩に語ってるけど自分の恋愛は変化なしなんだけどね…。


あれから3週間。普通の3週間だった。


大学で日和と一緒に授業受けて週の半分はその後バイト行って。


それなりに充実してたと思う。


そりゃ最初の数日は会えないし連絡も来ないから多少寂しかったけど。


でも生活に支障なんかでない。ただ少し心に隙間ができるだけ。


どうやってもきっとあの人でしか満たされないのは確かだった。



「あ、おかえり~」

「ただいま。あ、またスイーツ買ってきてるし」

「今日は頑張ったからいいの!」

「そうだね」



帰ってきたら毎日のようにコンビニスイーツがある生活にも慣れたし自分達で作る不器用なご飯にも愛着が湧いた。



「ねぇ日和疾風くんの誘い断ったんだって?」

「うん。だって栞麗家にいるでしょ?てかこの話こないだもした!」

「あーその日私いないよ。バイト」

「はっ⁈クリスマスまでバイトとか…正気⁈」