無口な担当医は、彼女だけを離さない。



夜ご飯一緒に食べられないのか~とか朝世那くんの顔見れないんだとか家にいると当たり前のことばかり考えてしまう。


でも休憩期間って思えば気持ちも楽だった。


なるべく無駄なことを考えないように少しバイトを増やしたり、勉強時間を多く取ったり。


とにかく世那くんに出会う前の生活に寄せてみた。


忙しいってことは久しぶりだったけど、2週間もすれば体も慣れる。


そんな感じでパタパタと動いていたら世那くんと連絡を取らないまま12月を迎えてしまった。



「げ、またテスト期間だ…」

「何疾風くんテスト嫌い?」

「嫌いも何もテスト好きな人いるんすか」

「まぁでもさ、テスト頑張ったらあれがあるじゃん。クリスマス」