無口な担当医は、彼女だけを離さない。



瞬太さんまで動揺しまくりだし照れてるし…。



「ねぇこの後暇?この後17年の医学部卒集まって飲むんだけど!」

「あー俺こいつと…」

「いいよ世那くん、行ってきて?」

「いやでも」

「すみません私はここで…失礼します」

「うん、またね~」



世那くんの引き留める声が聞こえた気もするけど私は逃げた。


あの場で私がいる方が変だし瞬太さん達も同級生のみんなに会いたいだろうし。


私…あってるよね?



「わっごめんなさ…って栞麗?ちょ、クレープはー⁈」

「ごめん日和それ疾風くんにでも渡してあげて」



うー日和、ごめん。今はちょっと1人になりたい。


自分でもびっくりしてるんだ。世那くんの元カノっていう存在を見ただけでこんなにショックを受けるなんて。