無口な担当医は、彼女だけを離さない。



くそぉ…私が世那くんのおいでには弱いこと分かってて言ってるなあの男…。


まぁそんなに誘われたら入っちゃうんですけどね。



「待ってこれ卒アル⁈初めて見るんだけど!」

「ちょ、瞬太お前勝手に漁るな」

「見てよ栞麗ちゃん!高校生の世那!」



そこにあったのは世那くんの卒アル個人写真。


わ…かっわいい…!!


色んな感情が溢れて言葉にならない。とにかくかわいいでしかない。


制服学ランだったんだ…ちょっと今より髪長いのもいい…てか当たり前だけど幼い!



「栞麗もそんな見なくていいから、まじで…」

「生きててよかった…」

「え?」

「世那くんなんでこんなの隠してたの?全然私に自分のこと話してくれないなーって思ってる最中いきなりこんなの出さないでよ…」

「ちょっと待てお前怖いし俺そんなに話してない?」