無口な担当医は、彼女だけを離さない。



その奥には瞬太さん達も来てくれていた。



「あっ、栞麗ちゃんおたおめ~!今日は飲みまくろーぜ!」

「でも私お酒は…」

「今日だけな」

「えっ…でも薬…飲んでない!」

「1日くらい大丈夫だろ」



すっかり薬のことも忘れてた、最近は忘れずに飲んでたのに。


でもお酒が飲めるのは嬉しい。せっかくの誕生日だし。



「先輩おめでと~!」

「ちょっ、疾風くん⁈バイト中…?」

「今日は店貸し切りなんで!先輩のためだけにみんな来たんすよ」



疾風くんの後ろにはバイトの後輩や小林さん、店長まで。



「彼氏さんに言われて誕生日知ったんすけど!俺には教えてくれてもよくないですか?」

「そ、それはごめん。自分でも忘れてて」

「はい距離近い離れて」

「彼氏さん厳しいっす!」



まさか自分なんかの誕生日会にこんなにも人が来てくれるなんて思わなかった。


ほんとに私の誕生日会だよね、?