無口な担当医は、彼女だけを離さない。



なんだかんだ23時過ぎ、夜ご飯完成。8割柊さん作。



「え、やっぱ私料理上手くなりましたよね?」

「それほとんど俺がやったやつな」

「嘘だぁ」

「誰がこんなしょうもない嘘つくかよ」



はっ。嘘で思い出した。私疾風くんにとんでもない嘘ついちゃったんだ…。


え、でも今この状態をどう説明しろと?あぁ~めんどくさいことになった。



「んだよその顔」

「え?」

「どうせまだあの男にどう説明しようとか考えてるんだろ」

「なんで分かるんですか…そうですよほんとにどうすればいいんですか!」

「彼氏でーすとか適当に言っとけば?そしたらあいつもお前のこと諦めるだろうし」

「いやそれも嘘じゃないですか、嘘に嘘を重ねるのはよくな…え?」

「ん?」