初には敵わない。


【 初side 】




「初ーーー準備終わったー?」



「わーー!待ってください!今行きますっ!!」




あれからバタバタしちゃって忘れ物ありそうっ!


大丈夫かな!?


紺くんが隣の席だし、借りれば問題なしかな…?!


とりあえず急げっ!





「お待たせしました!!紺くん」



「うん。………はい。」




そう言いながら手を出す紺くん。


付き合ってから毎日手を繋いで学校に行ってるけど、手を出してくるのは毎回紺くんの方から。




「ほら、行くよ、初」



「はいっ!」




大好きです、紺くん。


ぎゅっと繋いだ手にその想いが伝わるといいな。