【 紺side 】
「だから紺くん!そんなに責任負わないでください!
私たちは大丈夫ですからっ!!」
「!!!」
責任を負わないで、か………
初は俺のことをよく見てて、ちゃんと言葉にして伝えてくれる。
そんなところが……
「好きだよ、初」
「っ!?」
あのおっさんに邪魔されても、初となら金の夫婦の卵になれると思う
初がいてくれるから、大丈夫だと思える
「今、そう思ったから」
「!紺くん、ずるいです……」
「初もね」
赤くなってる初は可愛い
ずっと見てたいし、四六時中一緒にいたい
手を繋いでいるのも半分は俺が繋ぎたいからだし
……俺って恋するとこんなんなの、知らなかったな
初限定だけど。
「紺くんっ!!ドアがガチャガチャなってます!!」



