「じゃあ、私のことは美紗って呼んでほし
 いな。声をかけてくれてありがとう!」

すごく可愛い子だな。優しそうだし、笑顔が素敵。

「私、パートナーが待ってるから、そろそ
 ろ行くね。また明日ね!」

手をふりながら言ってくれた。

「じゃあね!また明日からよろしく!」

すごく良い子と友達になれた。

「ただいま。小坂くん、いる?」

「おかえり。」

男子と同棲ってまだ慣れないな。

「勉強が分からないところがあるから、よ
 かったら教えてくれない?」

「いいよ。」

「あっありがとう。じゃあ今からいい?」

小坂くんって優しい。私のこと苦手なはず?なのに。

「えっと。ここはどうなるの?」

「さっきと同じ式でいいよ。」