うわぁ憧れる〜。
パートナーと仲良く出来るかな?

「そしてこの社長の座についてもらう!
 さぁ若者たちよ!大いに青春してく
 れ!」

「おー!!」

「返事は『ウェイ』だ」

「ウェーイ!!」

周りの人はそう言った。
まぁそうだよね。お金目当ての人が多いし。

入学式が終わると、急いで部屋に向かった。

このドアの先に、私の運命の人がいる。
心臓が鳴って破裂しちゃいそう。

深呼吸してドアを開けた。

「私は島崎美紗です!
 入学式前に行けなくてすみません!」