彼は、取り扱い注意!

すると、莉咲ちゃんの顔が引きつった。

「そ、そんなことするわけ無いでしょう?
 どこにそんな証拠があるの?」

「それは......」

私の問題なのに助けようとしてくれてる。

私がなんとかしないと。

「証拠は私です。この傷はあなた達に傷付
 けられました。もうこれ以上私をいじめ
 てもどうにもならないです。」

二人が私の方を驚いたように見た。

「私、声を掛けてくれたときすごく嬉しか
 ったんです。友達付き合いが苦手で、高
 校でも諦めてました。」

「そん......」

莉咲ちゃんが泣きそうになってる。

「でも、声を掛けてくれたとき言葉になら
 ないくらい嬉しかったから、もう1度仲
 良くしてほしいな。」

私は、握手をしようと手を出した。

「私、美紗ちゃんに嫉妬してたの。ごめん
 なさい。こんな私で良ければ、仲良くし
 てほしいです。」