彼は、取り扱い注意!

私は、ドアの前で深呼吸する。

入学式の日も緊張してドキドキしてたけど、今日は違う不安なドキドキだな。

でも、大丈夫よ。私。

小坂くんがいる。

ドアをガラッと強く開けて、入った。

じろじろ見られてる......こわいよ!

足がうまく動かない。

大丈夫、大丈夫。

なんとか席に着いて、すばやく座った。

小坂くんの方を見ると、なぜか深刻な顔をしていた。

「どうかした?体調悪い?」

必死に笑顔を作り、言った。

「大丈夫だよ。」

良かった。私が元気がなくても小坂くんが笑顔なら、安心できる。

今日は、何もなく1日を過ごせますように!