彼は、取り扱い注意!

「あなた達、朝礼始まるから戻りなさい」

先生、ナイスタイミング!

莉咲ちゃんは、私を睨んで走って教室に戻った。

なんでそうなるんだろう......

授業が終わって、部屋に帰るとき1つの視線を感じた。

私は悲しくなって、少し涙が出た。

駆け出して、部屋に入った。

「おかえり。どうかした?」

小坂くんが声をかけてくれた。

「ううん。勉強でうまくいかなくて落ち込
 んでるだけだよ。」

涙が出そうだったけど、必死に笑顔を作る。

「そっか。また遠慮なく聞いて。」

そういうところがすごく優しくて惹かれるな。私のいいところはなかなか見せられないのに。