「雪!!違う、俺に他の女なんていない!!」 蓮はあたしの肩を掴み、そう言った。 その蓮の顔は真っ赤に染まり、目も充血していた。 とても嘘をついているようには見えない。 でもあなたには、 あたしは たくさんの疑問がある。 何で、キスしてこないの? 何で、手繋いでくれないの? 何で、冷たいの? 何で… 何で、 あたしに一度も 「好き」なんて 言ってくれないの? いつも あたしを不安にさせる態度ばかり…。 それでも あたしは 「蓮を信じる。」 蓮はあたしを裏切らない。 そう信じてるよ。